ヘンな発音をさせるのは全然悪いことじゃない

 タイトルだけだと誤解を生みそうなので最初に補足。間違った英語(カタカナ英語など)と正しい英語を対比させながら交互に言わせることで、その違いを体感させるエクササイズをしよう、という主旨でのS先生のコメントです。ヘンな発音を放置していい、ということではありませんのでご注意を。

 さて今日は、そんなS先生にくっついて、神奈川県の某県立高校の授業を参観してきました。授業中に生徒が英語を使う時間が多く、思い描いていた(そして何度も観てきた)「高校っぽさ」を感じさせない授業でした。秋には大きな大会で、もう一度その先生(とその生徒たち)の授業を拝見できそうなので、あの子たちのさらなる成長が今から楽しみです。

 授業中、先生は地道に生徒の発話をチェックし、発音を直していました。高校の先生がいくらスーパーでも、中学校3年間で染みついてしまった「ジャパニーズ英語」を、短期間で矯正するのは困難ですね。中学校教師の責任を感じました。かっこいい英語を言える子がヒーロー/ヒロインになれる教室を作ってきたつもりはありますが、そもそもヒーローになりたくない子もいる年頃な集団ですから、全員の底上げをはかるためには、また違った追い込み方も必要でしょうね。今までの自分の取り組み(こだわり)との「両立」と考えると難しいけど、「連動」と考えればできそうな予感。

 で、今回すごく気になったのは、S先生が持参したガジェット。 

ソニー SONY ワイヤレスマイクロホン ECM-HW2

ソニー SONY ワイヤレスマイクロホン ECM-HW2

 Sonyのハンディカムに連動するBluetoothのワイヤレスマイクです。これはいい。授業のビデオ撮影で一番困るのは音声。特に、教師の発問や指示、説明を中心に授業を見ていくには、音声がよい状態で撮れていないと、あとで観てもよくわからない。このマイクなら、ネックストラップのついたマイク部を授業者が首から提げることで、クリアな音声を確保。授業者の発音チェックもばっちりです。(怖)

 これ欲しい〜。

 あやうく授業参観会場でiPhoneamazonアプリから買っちゃうところでした。(大汗) よく考えたらSonyのハンディカム持ってないから、対応機種確認してからじゃないと買えないですね。でも今後必須の商品だなぁ。

 備忘のため、脈絡ないけど今日話題になったアイテムをメモっておきます。

 おすすめのリーディング教材。

Reading in Action―学習者参加の英語リーディング

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 シュールな場面のセレクトが素敵な絵本。
Dr. Seuss's ABC: An Amazing Alphabet Book! (Bright & Early Board Books(TM))

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 ICT機器よりヒューマンに調節可能な多機能「マシン」
ミニ KO ハンマー

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#本日のひと言:整いました?