「空白を埋める喜び」を利用する

 少し前から取り組んでいるダウンロードリンク先の修正作業。今日までに、またいくつかのリンクを直しましたので、ご報告がてら懐かしいアクティビティをご紹介。

24マス☆ライティング

 百マス計算の仕組みを使って、主部と述部を適切につなぎ合わせながら書く、文法的パタンプラクティス。最終的に解答用紙を俯瞰して、どういうときに「変化」や「不規則」が起こっているのかを視覚的に理解してもらうことも狙っています。「3単現のs編」と「be動詞使い分け編」がダウンロードできます。
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クラス全員に聞きました

 同じ質問をひたすらクラス全員に聞いて、グラフを完成させるというシンプルな活動。聞いた回数だけ、いろんな質問を受けることにもなります。"or"や"Which"そして比較表現の練習に最適です。3種類のワークシートを載せておきました。
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でそ単

 「試験に出そうな単語」の略。テスト前に単語練習を促進するプリント。ヨコだけじゃなく、タテにも練習できるデザインが人気です。最終的には、自分で考えて練習できる生徒を育てるために、「セルフでそ単」までご用意。
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 たまたまだけど、今回アップロードしたファイルを眺めていて気づいたことが1つ。この3つの教材に共通しているのはワークシート内に「マス目」があること。もしくはワークシートそのものが「マス目」。塗りつぶしたり、書いて埋めていく作業って、やっぱりなんか気持ちいいみたい。「プリントを捨てられなくするハック」でも紹介した「白抜き」と同じ心理現象かな。

 特に「何を」「どれくらい」勉強したらいいかわからない、中学入学したての生徒たちには、こういう「目に見える」学習方法を提示するような支援が効果的なのかも知れません。実際、生徒たちはこういうプリントに意欲的に取り組みますし、学び方を知った生徒はやがて自分なりにカスタマイズして使うようになっていきます。まずは、その足がかりを作ってあげるのも、我々のお仕事なのでしょうね。