時間が経つということ

 昨日、アクセス数が600,000を超えました。

 節目節目ではいつも申し上げていますが、ここまで続けてこられたのも、訪れてくださるみなさまのおかげです。500,000を超えたのが昨年の11月ですので、約半年で100,000アクセス。最近は自分で授業をしていないために更新頻度も落ち気味なのにも関わらず、定期的に覗いてくださる方々がいらっしゃることに感謝です。

 個人的にはアクセス数そのものよりも、長い間このブログを継続してこれていることに喜びを感じています。このブログももう6年目に入りましたので、その間にいろいろな変化があります。

 一番面白いのは、このブログを始めた頃教えていた生徒たちが、もう社会に出てきているということです。某誌でもご紹介した前任校での教え子のHくんは、(教えていたのはブログ開設の少し前ではありますが)、現在英語教師として活躍しています。

 先週は、現任校の卒業生であるNくんに、偶然大学のキャンパスで会いました。びっくり。今年うちの大学に入学したとは聞いていたのだけど、なんと専攻が「英語専修」と聞いてさらにびっくり! 担当学年が違ったので英語そのものは教えてないですけど、部活や生徒会で関わりの多かった生徒だけに、彼の成長と進路選択にうれしい思いがこみ上げてきます。

 先月は、成長した教え子たちと会う機会が多くて、それだけの時間が経ったんだなぁ、としみじみ実感してしまいました。一方で彼らが成長している間に、自分は成長できているのなかぁと胸に手を当てて考えてしまいます。

 そんな時に、自分のブログの過去ログを読み返してみると、当時の苦労や悩みや野望なんかが垣間見れて、自分がゆっくりとながら成長して来れていることを知ることができます。ああ、ブログを綴っておいてよかったな、と思う瞬間です。

 あくまで自分のために始めたブログですので、人の役に立つかどうかは二の次でいいのかな、とも思います。更新頻度が落ち気味なのだって、「人に役立つ記事を書かなきゃなぁ」という変な気負いのせいかもしれない。5年後の自分に、今の自分を伝えるために、普通に綴っていければと改めて思いました。

 というわけで、今後ともだらだら綴っていくと思います。どうか生暖かい目で見守っていただけるとうれしいです。