中学校におけるライティング問題の指示文調査

 いつもお世話になっております。

 これまでにも何度か申し上げましたが、ただいま私は現職教員の身分のまま現場を離れて、地元の大学院教育学研究科で大学院生として学んでおります。今年が2年目で、現在必死に修士論文を書いているところです。

 私の研究テーマは中学生のライティング指導。その中でも、ライティング問題の「お題」や「タスク」が、生徒の書く作文に与える影響を研究しています。実際にいろいろな「お題」で書かれた作文を分析して、その傾向を探るといった流れの修士論文になる予定です。

 さて、その修士論文の延長線上で、実際に日本の中学校ではどんなライティング問題が使われているのか、ということに強い関心があります。高校入試などにも英作文問題が出題されるようになって、以前よりはテストや授業中にライティング問題(自由英作文など)を課すことも増えてきたように思いますので、いろいろなタイプの問題が存在していると思います。

 そこで、実際に教室で使用されているライティング問題を集めて、分析してみようと考えています。ブログをお読みになってくださっている中学校英語教師のみなさまにも、もしよろしければご協力いただけるとうれしいです。(今回は「中学校」に限定いたします)

 今回集めようと思っているのは、原則として「自由英作文」「条件英作文」といわれるジャンルの問題です。和文英訳などは含みません。生徒が書く英文は1文でも10文でも結構ですが、穴埋め問題や並べ替え問題は対象外です。一般的な例としては、絵や写真を使って説明したり、セリフを考えたりする問題。自分自身のことについて紹介文や日記、予定などを書かせる問題。いくつかの中から1つ選んで、その理由を書かせる問題などありますが、その他独自の工夫を施した問題も大歓迎です。

 ご協力いただける方は、下記の入力フォームに、問題指示文を貼付けて送信してください。(「○文以上書くこと」「〜という条件で」といった条件もあれば、一緒にお願いします) あわせて「使用学年」「使用場面(テストor授業中or課題など)」「辞書使用の可/不可」などを選択して、送信ボタンを押すだけですので、問題文がお手元にあれば数分で回答できるかと思います。

 「お名前」と「メールアドレス」の入力は任意となっていますが、もしご記入いただければ、あとで分析してまとめたものをお送りさせていただこうと思っています。御礼も申し上げたいので、差し支えなければご入力ください。もちろん、このブログ上でも結果をご紹介させていただく予定です。

「中学校における自由英作文問題の指示文調査」入力フォーム

 最近使用したものでも、数年前のものでも構いません。イラストなどがある場合は、「○○の絵が掲載」など書き添えていただけるとイメージしやすくて助かります。入力が面倒だ、という方がanfieldroad宛にメール等でお送りいただいても結構です。アドレスは右上の似顔絵をクリックしてご確認ください。

 多くの方々にご協力いただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。