その時、何が起こったのか?

 さて、先日の記事で口頭諮問の日に「いろんなドラマ」があったと書きましたが、その顛末をご紹介。

 実は口頭試験を受けるために大学に向かう途中で、追突事故に遭っていたのです。

 いやぁ、参りました。場所は見通しのいい田んぼ道の交差点。信号もありません。一時停止して横切る車を見送ろうと待っていたら、うしろからドスンとぶつけられました。それほど強い衝撃ではなかったので、走ってきてぶつかったというよりは、ぼくの後ろで同じように一時停止したあと、ぼくが進んだと勘違いして進んじゃった感じでしょうかね。ま、びっくりしたんで、自分はそれなりに衝撃を受けましたけど。

 さて、ここでひとつの奇跡が起こります。

 実はこの時ぼくが「横切るのを見送ろうと待っていた」車は、なにを隠そう「パトカー」だったのです! ですから、ドスンという事故の瞬間には、パトカーはぼくの目の前にいたわけで、あわてて窓を開けて「たった今、事故りましたー!」と手を振ってアピール(笑)

 おかげで、すぐにそこで検分していただくことができました。試験に向かうところでしたから、助かりました。相手も、逃げようもないですしね。怪我がなかったこととあわせて、不幸中の幸いでした。早めに出てはいたものの、おかげでギリギリ試験時間に到着して、なんとか試験を受けることが出来ました。ふぅ。でも先生方にもご心配をおかけしてしまいましたね。

 さて、一番心配なのは愛車のMINIの怪我の状況です。見ると、うしろのバンパーとトランクについたナンバーライトの部分がボコりと凹んでました。それを見てぼくのテンションも凹みます。しょんぼり。

 ちなみにぶつけちゃった人は某大手国産車メーカーの営業の人で、「こっちの車はほとんど傷ついてませんけど、そちらは…」と自社製品の頑強性をさりげなくアピールしながらこちらの心配をしてくれましたけど(笑)まぁまともな方だったので、誠意ある対応をしていただいてます。これも幸い。

 今日、いつもお世話になっているMINIショップに修理に出してきましたけど、改めて見てみると、お気に入りのマフラーにも損傷が。交換かなぁ…。100%先方負担だし、保険対応ですけど、ずっと連れ添った部品が変わってしまうかも知れないのはちょっと哀しいですね。ちなみにリチャードロングマンのダブルマフラー(センター出し)です。

 さて、代車として国産の普通車をお借りしてきたんですけど、最近の車はすごいんですね。まず、窓がボタンひとつで自動で開く! そして、運転席のドアをロックするだけで、すべてのドアがロックされる! ちょっとハンドルを切るだけで簡単に車が曲がる! すっかり未来ですね。というか未来過ぎて慣れるまで運転が怖いです。今度はこっちが加害者になってしまわないように、気をつけて運転しようと思います。クラッチがないのが、地味に怖いんですけど。

 この愛車については、ひとつ別のブログができるくらい語ることはあるんですけど(実際、ブログを始める時に英語教育をメインにするかMINIをメインにするか、しばらく悩みました)、入院中にその姿を思い出すように、時々思い出を語ってみてもいいかも知れませんね。なにせ、ぼくが本採用として着任の日に納車された車です。ぼくの経験年次と同じ年ですから、いろんな思い出を一緒に背負っている大切な戦友なんです。

 年度末が近づき、どこか落ち着かない日々。みなさんも、どうぞお気をつけて。