四季の会とELECライティングシンポ

 さて、一昨日は「四季の会」、昨日はELECライティング部会でお話をさせていただきました。前者はワークショップ、後者はシンポジウムと形式はずいぶん違いましたが、どちらにおいてもいくつかライティング活動をご提案させていただいたので、当日お配りしたレジュメに沿って各活動へのリンクを貼っておきます。

(1)「書くための回路」づくり

・書くことに対する「慣れ」
 → えんぴつで教科書 (上から英文をなぞる)
・シンプルな筆写練習
 → カキトリン (表面の英文を紙の裏面に書き写す)
・ メモがとれるようになるためのディクテーション
  → キキトリン (ペアでディクテーション)
 

(2) リーディングとライティングの連携

・書いたものは読ませる
 → COSMOS (紙上Twitter的活動)
・WritingのためのインプットとしてのReading
 

(3)「自己表現」偏重からの脱却

・「答えのある英作文」の活用
 ・もっとDescriptionを
 ・中学で和文英訳を、高校で自由英作文を
 ・「4コマ英訳」の可能性
 ・「4コマ自己表現」へ
 ・4コマ→16コマへ

・「知らないこと」を書くタスクの活用
 ・imaginaryなタスクの活用
  → ポケモン書けるかな?(お気に入りのポケモン選び)
 ・「自分の苦手なこと」を書く効能

 「4コマ英訳」や「4コマ自己表現」については、4月以降現場に戻ってから実践してみたいアイディアですので、今後あらためて記事を書くと思います。

 2つの会では、たくさんの方々にお世話になりました。人前で話す感覚を少しずつ取り戻しつつあります。また、一緒に発表させていただいた方々やご来場の方々とのやりとりから、多くのことを学べました。お招きいただいたことに、何より感謝申し上げます。