見えるプレゼンタイマー

 ついでにひとネタ。

 今日の発表中に私が使っていたのは、「見えるプレゼンタイマー」というiPhoneアプリです。

 ちょうど昨日の夜にTwitterに流れてきた教育関係の記事を読んでいたら、記事内容よりその中で紹介されていたアプリの方が気になってしまい、すぐにダウンロード。これがかなり便利なんです。

 プレゼンの設定時間をセクションごとに区切った円グラフで示し、進行時間を視覚的に確認できるアプリなんです。今日の発表で言えば、こんな感じで設定してました。
 
 個人的にはそれぞれのセクションに自分が何分くらい割り当てたのかが円グラフの画面でも確認できるとさらに便利に思えるのですが、それは設計上できなそうなので、こちらで勝手にセクション名に「自己紹介 4」という風に割り当て時間を数字で書いておくようにしました。

 ただ実際に使ってみると、プレゼン中は数字はあまり見ている余裕はないですね。それより、自分が今どのセクションのどのあたりにいるか、物理的な位置関係で把握する方が楽です。うむ。よくできています。おかげで今日の発表もほぼ時間通りでした。(厳密に言えば18秒オーバー)

 これって、まさに授業の進行にも使えますよね。指導案にいくら時間配分を書いておいても、計画通りに進まないことがよくあります。もちろん指導案通りに機械的に進めるのだけがよいわけではありませんが、こちらが時間をちゃんと把握できていないために進まないのであれば、それはまさに授業者の向き合うべき課題です。また、こういう手立てを講じても進まないのであれば、そもそも無理な計画であったということで、指導案を立てる段階での課題と言えるでしょう。

 時間と空間の生徒の心のマネジメントが求められる教師というお仕事には、その1つでもヘルプしてくれるツールは心強いものです。オススメですので、よかったらお試しください。

 アプリのダウンロードはこちらから。
  →「見えるプレゼンタイマー」
 あ、そういえば開発者はなんと現役の女子中学生なんです。すごいなぁ。そもそも私がこのアプリを知るきっかけになった記事はこちら。
  →「スーパー女子中学生エンジニアが、日本の教育を斬る」