探して、見つけなさい。

 今度は最近買った本など。

 久しぶりに小説読んでみました。Kindleでだけど。読み始めると止まらなくなるダン・ブラウン。教室に置いてあった読みかけの『ロスト・シンボル』は生徒に貸し出し中だったたので、Kindleに入ってたこっちを先に読んじゃいました。今回は地味なお話かなと思っていたら、今まで以上にドラマチックな後半の展開にびっくり。『ロスト・シンボル』より先に2015年に映画化されるようです。楽しみです。

 小説なので、文字だけで世界を想像して楽しむのが本筋ですが、ダン・ブラウンの作品については、時折画像検索してみたり、googleマップで舞台を表示してみたりすると、一緒に冒険している感が高まって楽しいです。絵や地図を見てしまうことでネタバレになるんじゃないかとドキドキしてましたが、そんなこともなく楽しめました。彼の作品は観光促進にも一役買っていると思います。フィレンツェ、もう一回行きたくなりましたもん。

 その他は英語教育系。

 田地野先生よりご恵贈いただきました。NHK基礎英語1で連載していた「あたらしい英語の教科書」をベースに、書き込み式の問題集になっています。内容は中学校レベルですが、中学校レベルを一度勉強した人向けかな、と思います。「意味順」教材は、こういう「やり直し」教材が多いですけど、初学者にこそ定着させたいOSだと思います。初学者向けのよい教材が求められます。 こちらは靜先生が特集を担当されているので、すぐに買っちゃいました。「ポンポンメソッド」で単語からセンテンスまで、英語らしいリズムで読むコツを伝授してくれます。上の「意味順」と一緒に、英語教室に置いています。ふだん授業でやっている「意味順」とか「ポンポン」が(私のオリジナルではなく)ちゃんとした理論をベースにした指導法であることを生徒に知ってもらえるかなぁと思って。
絵で見てパッと言う英会話トレーニング 基礎編 (語学書 単品)

絵で見てパッと言う英会話トレーニング 基礎編 (語学書 単品)

絵で見る英語BOOK〈1〉 (スルーピクチャーズシリーズ)

絵で見る英語BOOK〈1〉 (スルーピクチャーズシリーズ)

 語学学習における「絵」の効用を実感できる2冊。というか、両方ともシリーズになってますので、2シリーズのそれぞれ第1巻。特に「絵で見て−」の方は、「自分でビデオカメラを持っているような視点」が売りで、なかなか面白いです。何より、絵を取り入れた教材を作りたいと考えている私にとっては、よい参考資料になります。こちらも英語教室に置いて、生徒の反応を見てみようと思っています。