「教師のまわり」を広げる

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英語教師は楽しい―迷い始めたあなたのための教師の語り

英語教師は楽しい―迷い始めたあなたのための教師の語り

 『英語教師は楽しい』は今週末あたりからAmazonや町の書店でも取り扱いが始まり、おかげさまでご好評いただいているようです。Amazonでは取り扱い前から「ランキング見たらいい順位だったよ」と教えてもらってたので見てみたら、

確かによい順位でびっくり。発売に合わせて「ご祝儀」で買って頂いているのもあると思いますが、明日の授業に役立つマニュアル的な本なわけでもない本書の性質を考えると、本当にありがたいですね。そして、そういう本だからこそ、細々とでもいいので長く人の目に触れる本であって欲しいと願っています。

 ひつじ書房さんで「ちらし」も作ってくださったので、ここに貼っておきます。


 今日ふと思ったのは、ぼくのまわりの「教員ではない人たち」って、結構学校教育に関心を持ってくださっているような気がします。「今日テレビで中学校の先生のことやってたよ」なんてよく声をかけてくださりますし。

 それって、その人達からすれば「知り合いに学校の先生がいる」ということが、きっかけになってるんじゃないかな、と思うんです。「この間飲み会でこんなこと言ってたなぁ」とか「あいつも苦労してるんだよなぁ」なんて思い浮かぶと、教育にまつわるニュースなんかに触れた時にも(保護者や一般人視点だけでなく)複眼的にとらえることができるんじゃないかな、と思うのです。

 だから、本書でも触れられている通り、世の中の学校に対する視線は冷たくなってきているはずだけど、ぼくのまわりではそうとも限らない。というか、「教師のまわり」ではそうでもないかもしれない。じゃあ、もっとこちらから「教師のまわり」を広げていくことが大切なんじゃないかな、と思うんです。

 本書が学校教師以外の人の目に触れることがどれくらいあるかはわかりませんが、そういう人たちにちょっとでも読んでもらって「へー、英語のセンセもこういうこと考えてるんだ」って思ってもらうことも、その一助になるのではないかなと思います。

 あとは普通に教師が「教師以外の友達」をたくさん作って、飲みに行ったり遊びに行ったりすることが大事なんじゃないかなと思います。そういう時間を持てるようにすることも含めて、ですけど。