関東甲信地区英語教育研究協議会 栃木大会

 本日、埼玉県民の日で休業日ですが、出張で宇都宮に来ています。たった今、関東甲信地区英語教育研究協議会(いわゆる関ブロ)栃木大会の分科会で、県外提案者として発表させていただきました。

 感想などは、あとで追記しますが、取り急ぎ、今日の発表資料を載せておきます。

 PDFファイルはこちら。
関ブロ2014_発表資料.pdf 直
 このブログでも以前「ポケモン書けるかな?」を紹介していますので、過去記事もあわせて御覧ください。
>>「ポケモン書けるかな?」
 
2014/11/16追記

 ということで、無事に関ブロも終わりました。

 自分の発表でも言いましたけど、15年前、初任者として着任した学校が関ブロの授業校ということで、駐車場係したり、場面絵イラスト80枚以上描いたり、当日のアクシデントに対応して駆けずり回ったり、いろんな思い出があります。一番は、本番を迎えるま何度も何度も4つの授業校で集まって、近隣の先生方にも入って頂いてお勉強会をしたこと。この時の経験やつながりが、今サークルを継続していることにつながっていると思います。そういう場所に配属していただいたことに今さらながらに感謝です。

 さて、肝心の発表は私としてはいつもどおりの「ひねくれ」ぶりです。

 「書くこと」を中心に技能連携、というと、ほとんどの場合は「読む→書く」とか「話す→書く」みたいなパタンばかりで、「書くこと」がゴールになりがちです。なので、私としてはちょっと違う視点で「書く→読む」という書くことが出発点になる活動をご提案しました。

 もうひとつは、こちらもお約束になりつつある「自己表現」へのブレーキ。練習として書く内容はもっとコントロールされてていいと思います。

 以上2つの「他の人の発表では言わなそうなこと」がお伝えできたので個人的には満足です。いろんな方に面白かったよ、と言っていただけたので一安心です。「『履歴書を書こう』の活動は、そのあと就職面接風の会話ロールプレイ練習にも発展できるね」なんて広がりのアイディアもお寄せいただきました。なるほど!

 また一方で、「私は架空のことより自分のことを書かせたい」という反論を直接お聞かせくださった方もいます。こういう風にご自身のこだわりと考えを持って反論してくださると、いろいろ面白い意見交換ができそうで、個人的には楽しいです。最終的には当然「自分の好きな道を行くしかないね」にはなりますが、その前の段階で、自分の活動のいろんな課題や限界が見えてきます。様々な活動や指導法が、お互いを補完し合えるといいと思います。(そういう意味で、複数の英語教師に教わることは大切なことだとおもいます)

 本当は「書くこと」そのもののプロセスについてなども語りたかったのですが、今回は技能連携がテーマでしたし、15分という持ち時間では限界もあります。またどこかでいろいろ好きなことを語れる機会があればと思います。とはいえ、ライティング指導に関する研究(のようなもの)は、修士論文で止まっちゃってますから、またテーマを決めて考えてみたいなぁ。誰か共同研究とかしてくれないかなぁ。