教師のための計画術と記録術

 年の瀬も迫ってきました。今年はカレンダーの巡りで冬休みの出勤日が少なくて嬉しいような、その短時間で調査書関係を作成し終えなきゃいけないので辛いような、そんな年末日程です。

 来年も忙しいんだろうなぁ。

 そんな中、学事出版社の『生徒指導』1月号「教師のための計画術と記録術」という特集で、少し記事を書かせていただいています。さらには同社が発刊している「スクールプラニングノート」のユーザーによる座談会にも参加させていただき、その様子が紹介されています。

月刊 生徒指導 2015年 01月号 [雑誌]

月刊 生徒指導 2015年 01月号 [雑誌]


 記事の方は、以前「少人数授業で起こりうる同僚問題をスマートに解決する授業方法」というブログ記事で書かせていただいたことをベースに、スクールプラニングノートを「計画」のために活用するアイディアを紹介しています。

 座談会では、スクールプラニングノートを使う上で日頃考えていることを率直に語らせていただきました。他の方の活用術を見て、すごく刺激を受けました。撮影があることを忘れてて、一人だけやたらラフな恰好なのはご愛嬌ということで。

 いいノートは、ユーザーの思考を促しますね。このノートを使うことで、自分のスケジュールやタスクを俯瞰して、常にタテヨコを意識しながらお仕事をする習慣や思想が身につきます。

 ある思想を広げるためには、その思想が促されるプロダクトが存在することが大切です。使ってみて初めて「よさ」がわかるし、そのプロダクトが目指す思想を体験することができるからです。こういうのって、今ある需要だけをマーケティングしてたら生まれないプロダクトなわけで、作り手の方の挟持を感じられるところです。あとは、ユーザーの側がいいものを選んで、広めて、残していく責任がありますね。と書いていて、これって教材も同じだなぁと感じました。

 さて、そんな「スクールプラニングノート」ですが、来年度版からは中高番版と小学校版の2ラインで展開します。小学校版は基本今まで通り、中高版は7時間目まで書けたり、スペースが広くなってたり、細かいカスタマイズがされています。また別冊ノートとして名簿ノートも登場しました。少しずつ進化してますね。

 かなり好評のようで、この時期に一度予約で在庫切れたりしてましたね。新年度に向けてまた量産されるでしょうから、お早めにお求めになって、新年度を迎えたいですね。ちなみに、うちの学校では教務と事務にお願いして、全職員に配られる週案の候補に、これを入れてもらってます。お値段は結構しますので、学校で買ってもらえたら嬉しいですよね。今のうちに一度事務さんと交渉してみるのもよいと思います。

スクールプランニングノート2015 B(中学・高校教師向け)

スクールプランニングノート2015 B(中学・高校教師向け)

スクールプランニングノート2015 A (小学校教師向け)

スクールプランニングノート2015 A (小学校教師向け)