新年度の手帳選びは今のうちから

 年末ですので手帳を買い換える季節ですね。文具好きとしては、悩ましくも楽しいイベントだったんですけど、私の個人用手帳はgoogleカレンダーiPhoneのスケジュールアプリに統一されてますんで、一般的な意味での「手帳選び」にはここ数年参戦しておりません。昨年は今さらながら「ほぼ日」に手を出してみたのですが、やっぱりぼくには向いてないようで全然続かず、結局メモ帳機能としてはMDノート(とカクノの組み合わせ)に落ち着いています。

ミドリ ノート MDノート 文庫  無罫 13799006

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パイロット 万年筆 カクノ FKA-1SR-LF 細字 ブルー

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 さて、学校でのスケジュール管理に関しては、こちらもずっとご紹介している「スクールプラニングノート」が定着しています。毎年少しずつバージョンアップしてまして、2016年度版もカバーに名刺ポケットがついたり、名簿ページがデフォルトで2ページ追加されたり、どんどん便利になっています。また別冊ノートとして、授業の略案がメモできる「授業計画ノート」も登場しました。こちらも気になります。

 今年度版からAタイプ(小学校教師向け)とBタイプ(中学・高校教師向け)の2タイプになってましたが、2016年度版はさらに管理職向けのMタイプも登場。デスクワークの多い管理職の方々には耳寄りな情報ですね。

 私の勤務校では、学校予算から全職員にスケジュール帳が配布されるのですが、その選択肢として昨年度からこのスクールプラニングノートを入れてもらってます。2,000円とお値段がちょっと張るのが手を出しにくいところかなと思うので、学校で買ってもらえるととてもありがたいです。今年度は半分以上の先生がスクールプラニングノートを使っています。

 学校予算で対応してもらえるように、教務主任と学校事務の方に2年越しで交渉してきた成果です。新年度は管理職向けも登場するので、そういうご相談がしやすくなるかもしれませんね。4月ではなく、今のうちから掛けあっておくのがポイントです。

 毎月サークルの例会にもお持ちしていますので、気になる方はそこで実物(私が使っているものもお持ちします)をご覧になっていただくといいと思います。

 よい文具って、使う人の考え方をいずこかに導いてくれて、生活を少しずつ変えてくれるものだと思います。さらに言えば、使う人の創造性を刺激してくれるものだと思います。そういうよいものが、広がっていくといいなぁと思います。最近は明らかにスクールプラニングノートのパクリと思われる教師向け手帳が書店等に並んでいますが、デザインや色使いなど詳細の部分が非常に残念で、ああいう悪貨が良貨を駆逐してしまわないように願うばかりです。(パクリ品は著名な先生方のお名前を冠してますけど、著名な先生方はオリジナルの存在やクオリティーご存知なのかなぁというのが気になるところです)

スクールプランニングノート2016 A (小学校教師向け)

スクールプランニングノート2016 A (小学校教師向け)

スクールプランニングノート2016 B (中学・高校教師向け)

スクールプランニングノート2016 B (中学・高校教師向け)

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