英語教師のためのアクティブ・ラーニングガイドブック

 GWですね。今年は前半はお休みをいただき、後半は大会引率、という感じです。みなさんはいかがお過ごしですか?

 さて、各地でのセミナーだけでなく、精力的に執筆を続けていらっしゃる上山先生の新刊が出ましたので、ご紹介します。「家庭学習」「テストづくり」に続く第3弾のテーマは、「アクティブ・ラーニング」です。

 前半は文科省的な位置づけやアカデミックな世界の潮流など、概要もコンパクトにまとめられています。「協同学習」「CLIL」といった視点からの「学び」も共有しています。校内研修主任として、「言語活動」の充実を考える立場にある自分としても、とても助かる内容です。

 中盤からは英語科にしぼって、具体的な実践をワークシートや生徒の作品例と一緒に紹介しています。前回の「家庭学習」「テストづくり」の時と同様に、私も2ページだけ書かせていただきました。今回は大修館『英語教育』誌で一緒に連載を担当している松本先生、山岡先生、宮崎先生も参加していて、5人でコラボした形です。こうやって、つながりのある仲間にもいろいろな機会を作ってくださる上山先生の「つながり力」は半端ないなぁといつも感心します。ありがとうございます。

 上山実践を受けて、自分ならどうやるかなぁ、自分の生徒たちだったらどう反応するかなぁ、と考えるのが楽しいですね。今年は勤務校の研究発表もあるので、自分でも実践を同僚たちとシェアしながら、学んでいきたいと思っています。サークルでも6月あたりに私の授業をビデオで公開しようと思っています。よかったら来てくださいね。

 さーて、GW中に少しは本が読めるかな?