be動詞を見極める呪文(改)

 1年生はTheyやKen and Iのような複数主語が登場し、現在形のbe動詞が3つ出揃いました。このタイミングでいつも、be動詞を見分ける「呪文」を伝授してますが、これが意外に好評で、たまに高校に行って最初のリメディアル学習期に、「あの呪文が役立った!」なんて卒業生の声を聞くこともあります。

 ブログにも昔載せたよなぁ、と思って検索してみたら、なんと2006年の記事。もう十年前。ということで、新たな取組みも追加して、再掲しておきます。

 現行の学校図書TOTALでは、1学期にIとYouについて一般動詞もbe動詞も一通りやって、2学期に三人称が登場する、という構成です。たぶん10年前だと、1学期に三人称も含めて一般動詞やって、2学期にまとめてbe動詞、という感じだったと思います。これは、小学校の外国語活動が始まり、IとYouについてはかなり慣れてくるので、先にそっちをやっておこう、という理由だったと思います。(いずれにしても一般動詞から、というのはTOTALのこだわりであります)

 で、一通りbe動詞が出てきたこの時期に、みんなで唱える呪文がこちら。

 「I am、You are、複数 are、その他は全部 is ですよ」

 うん、いいリズムですね。繰り返していくうちにヒップホップ調になってしまって、Yeah!!!とか合いの手入れてしまうのはご愛嬌。でも、生徒もみんなコレ大好きです。

 ここまでは10年前からやってたんですが、これを使えば一般動詞も練習できるんじゃないかと思いついて今年やってみたのが、こちら。

 「I play、You play、複数 play、その他は全部 plays ですよ」

 あ、これ、いけるかも。

 合いの手を入れるように、"like!"などと動詞を叫ぶと、

 「I like、You like、複数 like、その他は全部 likes ですよ」

と変化していきます。「studiesですよ」とかになると、音節数的にちょっと苦しくなるんですけど、音声つ増える感が体験できるので、それはそれで意義があるかも。

 ということで、1年生は今日もみんなで呪文を唱えます。