引き続き、1年生の授業紹介。
ハイタッチを入れてのI, my, me, mine練習は継続したかったんですけど、インフルエンザも流行してきたので、今週は身体接触は控えることに(笑) 来週スキー教室があるから、気を遣います。
さて、新出文法は現在進行形。導入はシンプルに、実際の使用場面をちゃんと見せるだけ、が目標なので、ベタだけど電話で相手に何をしているか尋ねるシチュエーションで。
Ob-La-Di Ob-La-Daを歌い終わると、さっきまでいたALTがどこかに行ってしまったことに気づきます。教室内にはいないので、テレビにつないだiPadのskypeでALTにお電話してみます。電話に出たALTがくつろいでいるようなので、
JTE: Where are you?
ALT: I’m in the teachers’ room.
JTE: ha? What are you doing there? We are studying English NOW!
ALT: I’m drinking coffee!
という会話。生徒は大騒ぎです。
とにかく教室に戻ってこい、という指示を出したあと、黒板にdrinkとstudyという動詞を書いて、
JTE: We are studying English now, but he is drinking coffee!
と繰り返します(笑)
JTE: drinking coffee! He is drinking coffee!
と言っていると生徒は勝手に真似して繰り返してくれるので、流れでなんとなく何度か口頭練習。
すると、ALTから着信アリ。
ALT: Hey, now I’m in the classroom, but nobody is here! Where are you?
どうみても、同じ階の空き教室から電話しているようです。
JTE: What are you doing here? We are waiting for you!
ALT: I’m waiting for you, too!
というので仕方なく、ボランティア生徒に別室にALTを迎えに行かせます。skypeはつないだままなので、やがて画面に迎えに行った生徒が写って盛り上がります。このあと、生徒とALTが戻ってきたら、改めてdrinkingとstudyingの口頭練習をしたあと、黒板に英文を書いて、簡単に解説します。ここまで5〜7分くらい。
skypeという飛び道具があるので生徒は勝手に盛り上がるのですが、それ以上に「今〜している」のリアル感を伝えることに重点をおいています。あと時間をかけずにシンプルに英文を何度も聞かせること。実際には結構しつこく、同じ文を言っています。
現在進行形は別に電話でのシチュエーションのみで使われるわけではないので、その他の考えられる使用場面については、追々考える時間を作りたいと思っています。そういう、使用場面を考える上では、エイゴラボの「使ってみる」のページが有用です。例文と場面絵を見ながら、「どんな時」「どんな気持ち」を整理するのもいいと思います。