私の「脳の外部化」を補助してくれる128gの逸品

 少し前から「脳の外部化」みたいなことが言われるようになってて、例えばEvernoteなんてサービスはまさに「外部脳」として機能するオンライン・ストレージなわけです。これはつまり「覚えておく」とか「些末なことを考える」みたいなことを、どこか自分の外に持ち出して、自分の頭の中はそのとき自分が考えるべきことに集中する、もしくは開放して何も考えない、という状態を目指すという考え方です。

 私にとっては、OmniFocusというアプリが、日常の小さな(でもたくさんある)記憶や判断をサポートしてくれていて、やるべきタスクや買い物リストを必要なときに示してくれます。場所や日時と紐づくので、マツキヨの前を通ればGPSが「トイレットペーパー買わなきゃ!」と教えてくれるので本当に助かります。Apple Watchの登場で、その精度はさらに高まりました。

 研究室じゃないとできない仕事は、研究室に行くまでは忘れてていいわけでToDoリストにも表示されなくていいし、むしろ忘れていたい。必要なときに、必要なことをすればいい。こういうのがGTD(Getting Things Done)的思想の中心にあるんだと思います。

全面改訂版 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

全面改訂版 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

 

 

 そんなことくらい覚えておけよ、大人だろ、というご意見もあるかと思いますが、私みたいな人間には、それが本当に難しいのです。だからたくさん失敗してきました。おまけに、失敗すると過剰に落ち込むし、自分自身結構面倒くさいんです。だから、道具に頼っているんですけど、こういう道具があると、私だって人並みに生活ができるようになるわけで、こういうICTとかサービスは、私にとっては「視力の悪い人にとってのメガネ」みたいな存在です。(ま、メガネにもお世話になってるんですけどw)

 さて、そんな私が、今重宝している「道具」がこちらです。 

f:id:anfieldroad:20191017222817j:plain

 mont-bellのU.L.トレッキング・アンブレラです。

 これのどこが、「脳の外部化」なのかと言われそうですけど、この傘U.L.(ウルトラ・ライト)というだけあって、めっちゃ軽いんです。128gです。鞄に入れてても全然気にならない。

 そうなんです。軽いんで、いつも傘を鞄に入れています。だから、「今日雨降るかな?」なんて、もう迷わない。いつも持っていればいい。傘を持っていくか、という毎朝の判断を辞めたわけです。これが、すごく心地良い。ストレス・フリーなんです。

 勤務地が遠くなったため、片道1時間半以上かけて通勤してるんですけど、そのくらい離れていると、天気予報も一箇所見ただけじゃ役に立たないし、結構山の上にある職場なので、予報に関係なく天気は変わりやすいし。結果的に、いつも傘を持っていることがすごく役に立ってます。

 種類もいろいろありますが、個人的にはU.Lがおすすめです。いつもリュックを背負っているという方は、ロングテイルもオススメで、後ろが長くなっているんです。トラベルが一番軽い(86g!!!)んですけど、さすがに骨も華奢で私じゃ壊しちゃいそうだったんでU.L.に落ち着きました。

f:id:anfieldroad:20191017223448j:plain

 テント等のキャンプ用品で用いられている技術を駆使しているので、薄いけどちゃんと雨を防いでくれるので、快適です。よく考えたら、教室棟から研究室に戻るのにも外を歩くので、傘が必要になることもあるから(今日もそうだった!)、本当は授業用の鞄にも常備したい一本です。

 128gでストレスフリーになるなら、ちょっと高価いんですけど私にとっては「お買い得」な買い物です。

(紹介のためにamazonも貼っておきますが、mont-bellのショップのほうが安いと思います)