大修館『英語教育』新連載「これって本当に必要?指導の当たり前を疑う」

 本日発売の大修館『英語教育』4月号が届きました。

 

英語教育 2020年 04 月号 [雑誌]

英語教育 2020年 04 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2020/03/14
  • メディア: 雑誌
 

 

 3月号の予告でもご案内いただいてはいましたが、なんと新年度から連載をもたせていただくことになりました。その名も、「これって本当に必要?指導の当たり前を疑う」というコーナーです。

 

 相変わらずとんがったタイトルですけど、実質一誌で奮闘している英語教育系商業誌ですから、どうしても多方面に気を遣いがちだと思いますが、そんな中でも自由に言いたいことを言う場所があって欲しいという願いから、あえて少し攻めたことを書きたいな、と思っています。

 

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 そうです、イラスト(というか2コマ漫画)も描かせていただいています。文字原稿+イラストは、『エイエイGo!』以来のチャレンジになります。自分の首を絞めてなければいいんですけど。毎回「頑張ってるけど残念な◯◯」を漫画で紹介して、その背景にある残念さの理由を語ります。漫画が、少しでもマイルドにする役割を果たしてくれてると嬉しいです。

 

 さて、記念すべき第1回は「Repeat after meって必要?」です。巷で見かける残念なリピートを取り上げ、「こんなRepeat after meだったら要らない」と斬り捨てます。その上で、リピートに頼らない関わり方も考えていただく機会になったら嬉しいです。

 

 一応、全12回で取り上げるネタはすでに選定済みです。途中でクレーム殺到して打ち切りにならなければ、順次ご披露していきますが、その12個以外にもいろんな「これって本当に必要?」はありそうですよね。みなさんが日頃感じている「要らないかも」をお聞かせいただけたら嬉しいです。板書? フラッシュカード? 文部科学省?

 

 同時に、私が「要らない」と断じたものを「絶対必要だ!」という声だってあると思います。そんな声は、ぜひこのブログのコメント欄やTwitterでお寄せいただけたら嬉しいです。そこで喧々諤々やりあうことが、たとえば指導のあり方に迷っている先生方が、自分で考えて活動や指導方法を選んでいく際のヒントになると思っていて、それこそがこの連載の狙うところでもあります。

 

 SNS全盛のこの時代に、紙メディアで意見を述べてもタイムラグが生まれがちで意味があるのか、とも思いますが、紙メディアのいい点は「広く伝わること」「長く残ること」かなと思っています。とすると、紙メディアで読んだ方の意見をSNS等が拾い上げて議論が生まれていけばいいと思います。本当は、その議論をまた紙メディアが回収して整理してくれたら最高なんですけどね。

 

 私は紙もネットも、どっちも好きなので、うまくお互いのいいところを活かせるような仕組みができればいいなと思っています。

 

 ということで、新年度は毎月頑張って書きます(描きます)ので、ご笑覧いただければ幸いです。