ターニング・ポイント

 今日は本業についてじっくり考える時間がありました。

 今年一年を振り返っているうちに、来年度の構想が少し見えてきました。3学期期末テストを見ながら、実際に目の前の生徒たちに本当に力をつけさせるためにはどうしたらいいのか、考えてしまいました。そして決意。授業スタイルを変えて行こうと思っています。

 今の子たちは、本当によく活動をしてくれています。でも1時間を振り返ってみると生徒の活動量が少ない。そして家庭学習を強制していないので、単純な英語学習量はそれほど多くない。もちろん「家でも英語を勉強しよう」という気持ちが育っていればうれしいけど、それを全員に期待するのは都合が良すぎる。生徒の活動量(学習量)を30%はアップしたい。それが来年度の目標です。

 とりあえず今年のうちから始めたのは「必ず宿題を出す」ということ。英語はいつも宿題がある、と意識してもらうことにしました。特に「やってあるか見てわかるもの」「誰でもできるもの」を出すようにしています。今のところ「基本文10回書き取り」とか「単語練習」とか「本文丸写し」とか「辞書の○○の項丸写し」とか。

 これまでは「リラックスさせる」「楽しませる」ことに重きを置いていたけど、今後は「緊張感のある授業」を目指したいと思っています。まぁ、もちろん自分のキャラクターが変わるわけではないので、今までのノリも失わずにいたいとも思っています。というのも、「最近の英語授業」のあるべき姿を垣間みて、すばらしいなとは思うんだけど、そのまま流れに乗ってしまうのにも抵抗がある。(単にあまのじゃくという話も) でも自分自身が最近感じている「行き詰まり感」も確か。やっぱりここで少しシフトチェンジして行く必要があるでしょう。

 以下、自分のために今日思いついたキーワードをメモメモ。断片的すぎて意味不明でしょうが、現役生もいるのであまり具体的に書けません。あしからず。

・COSMOSスタート
・宿題ノート(しおりは自己評価)
・文法イントロ→文法練習→新出単語→本文
・サキタン
・1年教科書
・教科書コピー(強弱付き)
・教科書きれいに
・ALTが教科書Q&A
・今日のクイズ
(リスニング、ディクテーション、単語テスト)
・単語テストは裏面から
・手と口が疲れる授業
・ペアでワーク指名
(「なぜ」その答えなのか)
・解答保管
・指導者の力
(部活でできて、授業でできないわけがない)
・彼らで勝負してから、行こう
・辞書指導
・ペア学習
・ファイル内表紙にLet's Talk!

 これらは極秘裏に進んでいるKプロジェクト(仮称)が認可されれば、という前提を含むものも多いのですが。まぁ、その辺は4月以降に書いていきましょう。

 自分としては、「英語教育2.0」へ向けて本気のスタートを切った1日でした。