授業公開ラッシュ

 東京学芸大に長期研修中のA先生が来校。午前中2つの授業を参観されていきました。A先生には埼葛中英研や県の学力調査問題作成などでもお世話になりました。よく知っている方に授業をお見せするのは恥ずかしいのですが、これも自らを磨くためと、できるだけお受けするように努めています。ELECの講演会でも田尻先生が言ってましたもんね。

 「明日授業見せてくれる?」
 「いや、そんなお見せできるような授業してないですから…」
 「あなたは『人に見せられないような授業』を生徒にしているんですか?」

というやりとりが思い返されます。

 さて、今日はテスト返却後最初の授業ということもあって、ちょっとイレギュラーな感じ。英語の歌(歌うのは1回目)と簡単なクイズでウォーミングアップ後、"Red Demon And Blue Demon"のオーラル・イントロ(by ALT)とグループ学習がメイン。おまけとして、1クラスはCOSMOS、もう1クラスは新しいリーディング活動"Tony and the Golden Butterfly"に取り組みました。

 COSMOSは新展開です。勝手にスキットを作って書いてきた生徒。恋の悩みを打ち明けた生徒など、英文のスタイルも質も多様化してきました。うれしい限りです。なにより生徒たちが配られるのを楽しみにしているのがいいですね。新リーディングについては今後別エントリで詳しく書きますね。こちらも結構好評です。まぁ、ほとんど趣味の世界ですけど。

 授業の合間にインタビューがあったので、日頃のこだわりをお話ししました。また長期研修のお話や他に参観された授業のお話など私の方から逆インタビューしてましたね。結局「印象に残った授業」の中には、その人に必要な「何か」があるはずで、それを掘り下げていくことが大切なんですね。学んだり真似したりしているスタイルをベースに、自分の味をどう載せていくかが面白いところです。私の場合、どうしても雑談やら小ネタが入ってしまって、どことなく「ゆるい」授業になりがちですが、まぁ度を超さなければそれがやはり私のスタイルなんでしょう。

 私もいろんな方の授業を見てみたいです。すぐに影響を受けるクチなので、消化(昇華?)するのが大変になりそうですけど、そういう機会があればいいなと思います。

 これで授業公開も一通り終了、かと思ったら放課後一本の電話。隣接する小学校の先生方が来週授業を見に来たいとこのこと。まぁこれは夏休みあたりから計画していたことなのでいいんですけど、なんだか2学期は授業公開が続いてますね。生徒たちもすっかり慣れてしまったようで、お客様に"Hi〜♪"と声かけたりしてるのも良いやら悪いやら。(汗)