遠い遠い山形

 さきほど山形から帰ってきました。

 全国英語教育学会(JASELE2011)に参加してきました。学んだことも、楽しかったこともたくさんあるんですけど、今日は山形までの遠い遠い道のりだけメモしておきます。いや、ホント大変だったんです。山形ってこんなに遠かったんですね。

 こちらを出たのは8月19日の昼。

 しかし大宮で14:34の新幹線つばさに乗り込んだ瞬間、震度5弱の地震。いや、新幹線の中では気づかなかったんだけど、Twitterのタイムライン上ではみんな「揺れてる!」「大きい!」「地震!」って言葉が並んでたので、びっくりしました。

 でも新幹線は順調に進んでたのでホッとしていたら、徐々に減速。そしてついに小山駅の手前で停車。停電があったみたいで、しばらく止まってました。その後宇都宮駅までは進んだもののしばらく動かない。長期戦を覚悟して居眠りしてたら、起きた時到着予定の17時を過ぎてたけど、まだ新白河。途方に暮れました。

 ようやく動いて福島駅に着く直前、ごにょごにょとよく聞こえない車内放送で驚愕の事実。

山形新幹線は運転を見合わせているため、この列車は福島で切り離さず、全車両仙台に行きます。

 って、えーーーーーつ!

 とはいえ、じゃあ福島で降りればいいのかもわからないので、車内放送の「山形へは仙台から仙山線で」という言葉を信じてそのまま仙台へ。

 結局、仙台に着いたのは18:20過ぎ。

 ここから高速バスという選択肢もあることをTwitter情報で得るも、18:47の仙山線に乗れば、山形には20:10に着くというので、仙山線のホームへ。ぞろぞろと並ぶ人について、やってきた電車に乗り込むと、幸運にも座れた! ラッキー! 

 すると、再び驚愕の車内放送。

えー、お客様に申し上げます。この電車は回送電車です。次に来る電車にお乗りください。

 って、えーーーーーーーーーーーーーっ!

 すでにホームには大量の客が溢れてます。「次の電車は4両編成…」って乗れるのか、これ? しかも、19:00を過ぎても仙山線が来る気配がない…。

 ということで、ここで思い切って駅を出て高速バスに乗ることを決意。

 広い仙台駅、そして仙台駅前のロータリーで右往左往しながらも、Twitter上で情報をくださる方を頼りになんとか高速バスに飛び乗る。ヘトヘトでしたけど、バスは無事座れたのでホント救われました。賑やかな仙台の街並みを車窓から眺めながら、一路山形へ。

 結局20:30くらいに山形市駅前に到着。家を出てから7時間近くの大冒険でした。

 実は学会は翌20日から開催なんですけど、この日の夜には日頃Twitter上でお世話になっている方々との「前夜祭」が企画されていて、ぼくはこれに余裕をもって間にあうような時間の新幹線で出かけたのだけど、結局着いた頃には1次会は宴もたけなわ、芋煮は冷えているという状態。それでも「待ってるよ〜」とあたたかく迎えてくださったみなさまに本当に感謝、感激です。2次会も楽しかったし。

 ということで、学会そのものではないところでたくさんドラマがあったんですけど、とりあえず帰りは無事に帰って来られたので一安心です。学会そのものでの学びなどについては追々。とにかく、3日間お世話になった多くの方々、どうもありがとうございました。