新年のご挨拶&Born This Way

 あけましておめでとうございます。

 1日遅くなっちゃいましたけど、本年もどうぞよろしくお願いいたします。あ、年賀状は昨日やっと購入した次第ですので、三が日後に制作開始予定です。毎年お送りしている方々におかれましては、首を長くしてお待ちください。あしからず。

 終わってない修論を抱え個人的にはドタバタしてますが、紅白ぐらいはのんびり観て、年末年始気分はちょっとだけ味わって来ました。

 さて紅白関係でTwitterで一部話題になっていたのは、Lady GagaのBorn This Way訳詞問題。ぼくもBorn This Wayを聞きながら、NHKはどんな訳詞を載せるんだろう?と勝手にわくわくしてたんですけど、結局「性的な好み」というNHK的に「無難」なことばを選んだために、あれじゃメッセージが伝わらないと局地的に炎上状態でした。「伝わらない」どころか曲解されてしまう可能性もあるし、何よりその言葉選びによりそれがタブーであるNHKのスタンスを暗に伝えてしまった感じですね。まぁ、誰かも書いてたけどそもそも男女で紅白に分かれて歌合戦やってるんだから「そういう前提」なわけで、Gagaが先陣を切って闘っている現実そのものなんでしょうね。(だからこそ、Gagaが紅白で歌う意義が本当はあったんですけどね…)

 事情はわかりませんが、録画にしたのはNHK側の都合な気もするし、そういうところから、「NHK的限界」って、どこか「学校的限界」に似ているなぁと感じました。現実はどうであれ、「教育上」「道徳的に」という名のもとに何かしらの「加工」をして、視聴者(子どもたち)に提示するところがありますよね。ぼくは、子どもの発達段階を考えると、学校ではある程度の「優しい嘘」も必要かな、と思ってはいるんだけど、ネットも含めいくらでも「現実」に触れられてしまう現代では、「嘘」のあり方も変わってくるべきなのかも、と思い始めました。

 まぁ、英語教師的に言えば、せめて英語詞をそのまま出してくれればよかったのに、と思います。それがいいかどうかはまた別の話として、英語詞を載せることで英語を学習していない年代の子どもたちは(基本的には)読めないわけで、ある意味フィルタリングにもなったわけだし。その一方で、英語を学習している年代の子どもたちには、知りたいと思えば英語詞を見てその意味に誰でもアクセスできる程度の英語力をつけてあげなくちゃな、と思うわけです。

 そんなことを考えてしまった紅白でした。

 あ、そういえば、昨年Born This Wayを歌っていた女の子の動画を院の授業で見て感激してたんですけど、

あの子、あの動画がネットで話題になりGagaの耳に入り→ラジオ番組でGagaと生電話→Gagaのライブでステージに上がりGagaとデュエット、というすごいシンデレラ・ストーリーを歩んでたんですね。知らなかった。びっくりです。

↓ちなみに、彼女の動画を見たGagaのツイートはこちら

 
↓電話でGagaと話すMaria Aragonさん

トロントでのライブでステージに!

 がんばってれば、そしてそれを恐れずに発信していれば、いいことあるんだなぁ。ぼくもがんばらなくちゃなぁ。

 そんなわけで、新しい年も、いろんなことを考え、挑戦し、実りのある一年にしようと思います。発信も継続していきます。具体的な目標はいくつか立てましたが、少し前に書いた理由により、そちらの方は今年は非公表にしておこうと思います。でも変わらずにがんばりますので、本年も拙ブログをどうぞよろしくお願いいたします。