2013年11月例会のご報告

 本日は、埼玉県民の日でした。

 勤務校などは10月の合唱コンクールの振替休日を今日に割り当てているので、今日は日直を置かず、全員お休みでした。「土曜授業」ということで、こういう形態の学校も増えているようですね。少しリフレッシュ出来ましたので、明日もう1日頑張って、今週をなんとか乗り切りたいです。

 さて、先週の日曜日も、多くの方にご参会いただきました。

 授業提供者のT先生には、研究授業でもなんでもない「普通の授業」をビデオ撮りしていただき、公開していただきました。しかもT先生は産休代替として今年の9月から教員生活を始めたばかりの超フレッシュな先生です。教員生活2ヶ月で、こういった会に授業を提供してくださった心意気に、何より感謝です。

 授業は、

(1)ディクテーション・クイズ
(2)英語の歌 What makes you beautiful
(3)不定詞(形容詞的用法)の導入
(4)文法説明
(5)教科書 Basic Dialog
(6)新出単語

という流れでした。

 英語の歌指導と、文法導入に重点的に時間をかけた授業でしたので、ビデオを見ながらの話し合いでも、そのへんに話題が集まりました。

 特に文法の導入に関しては、形容詞的用法で扱うべき「名詞+動詞句」について、どんな組み合わせがいいだろうかと、参会者みんなで知恵を寄せ合いました。映像を見ながら、自分ならどうやるだろうか、と考えてみる、よいきっかけになりました。この時期はみなさん同じようなところを授業でやってますので、「明日はこの形で導入してみよう」とこの会での話し合いがご自身の教材研究になった方もいらっしゃいました。こういうのがローカルサークルのいいところですね。

 文法指導に対する自分なりの考えをしっかり持っているT先生ならではの進め方で、この授業だけでなくその続きも気になる授業でした。新出文法に特化した練習をさせる意味などについても考えさせられました。

 閑話休題

 会の途中のブレイク時に配った「たけのこの里」を巡って、「たけのこの里」派 vs 「きのこの山」派の熱い論戦が起きました(笑) 両派ともに譲らず「それじゃあ生徒に聞いてみましょう」ということになりましたが、今週になって本当に調査をしてくださった方から報告が届いてますので、約束通りそちらもここでご紹介しておきます。

S町の小学校での調査(W先生)

 たけのこの里派 16名
 きのこの山派 10名

M町の中学校での調査(私)

1年生
 たけのこの里派 34名
 きのこの山派 18名

2年生
 たけのこの里派 40名
 きのこの山派 30名 

某企業(Kさん)
 たけのこの里派 3名
 きのこの山派 3名

ということで、「年齢が上がるごとに『きのこの山』派が増える仮説」がゆるやかに支持される結果となりました。みなさんは、また、みなさんのまわりではどうですか? 

 次回のSETC&ASTEKは、今のところ12月7日(土)を考えています。会場を押さえられましたら、また改めてお知らせします。 →12月8日(日)になりました。私自身も12月4日に研究授業を控えていますので、状況によってはそちらのビデオ公開になるかも知れません。