仕事を減らすための変革も面倒?

 新年度になりました。

 分掌や担当学年はまだ発表前なので書けませんけど、年次もそれなりに積んできたので、それなりのお仕事が回ってきそうですけど、今年も楽しくがんばりたいです。

 ここのところ、文房具屋さん通いが止まりません。今日もいろいろ買ってきてしまいました。

 文具好きが心躍る季節ですね。この時期の文房具屋さんはそんな文具好きや、同業者っぽい人がいっぱいです(笑)

 さて、教師向けのオススメ週案「スクールプラニングノート(SPノート)」ですけど、私が昨年度個人的に使っていて管理職が目にしてくれていたこともあり、今年度は学校で教師に配られる週案の選択肢の中に入れてもらえました!

 勤務校では、この3つの中からそれぞれの先生が好きなのを選べるんです。一番左の緑のやつは週スケジュールのみのシンプルなもの。真ん中の茶色は週案+閻魔帳。

 でも、実際にSPノートを選んだのは14人中4人の先生でした。値段差が大きいので、無料でもらえるなら断然SPノートがお得感あるんだけど、それでもみんながSPノートを選ぶわけではないですね。でもまぁ好みもありますし、4/14なら結構なシェアですかね。

 そもそも、週案は授業数カウントのためだけに使っているという人にとっては、いろいろ書く欄があるSPノートは「面倒くさいもの」に映るのでしょう。「どうせそんな書かないし」という声も聞こえます。ぼくとしては、面倒でもここに書くことで仕事を上手に回していって、結果的にフリーな時間が生まれると思っているんだけど、多くの方にとっては、書くことそのものが「新たな仕事」に思えてしまうのだと思います。

 週案に限らず、効率をよくして教師の仕事量を減らせそうなアイディアを時々提案してみるのですが、意外に強い反対に合うことがあります。今のやり方を変えることに、抵抗がある先生方は多いですね。保守的といえば保守的ですけど、そのくせ「忙しい!」って言うんだから不思議です。いろんな大切なことを決める年度当初の会議が、2〜3日の間に短時間で行われるので、じっくり検討する余裕が無い、という事情もあります。

 そして、目の前にある仕事をパワーと勢いで乗り切ってしまう「力持ち」の先生方が多いんだと思います。でも、教師がそういう「力持ち」じゃないと務まらない仕事になりつつあるのが、ちょっと不安です。私が「教師のためのライフハック術」とか「教師の時間管理術」みたいなものに関心があるのは、そういう不安に対する、私なりの答えを探しているからだと思います。

 SPノートもそんな答えのひとつ。今回は職場で選んでくださった4人の人たちをできる限り応援して、そういう感覚が広がっていくようにしたいです。そんな私なりのSPノート活用術は、また次回の記事で。

スクールプランニングノート2014

スクールプランニングノート2014

  • 作者: スクールプランニングノート制作委員会
  • 出版社/メーカー: 学事出版
  • 発売日: 2013/12/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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 ああそうだ、今年は私以外にも使ってる人がいるんだから、差別化のためにデコるアイディアも考えてみようかな。