「教育実習指導法」と「『英語科指導法』指導法」やり〼

昨日のエントリ後、Twitterでもアンケートを取ってみたのですが、結果はこんな感じでした。

 

 

思ったよりブログ派が多くてびっくりしたのですが、Twitter界隈の方々だからですかね。文字で情報を吸収する方がいい人たちかも知れません。一応両方とも続けてくつもりですが、しばらく休んでたブログも久しぶりに書いたら楽しかったので、今後は時々書くようにするかも。

大修館の連載に回したいネタもあるので、書く内容には悩むのですが、活字になる手前の考えてる段階のことを書き殴るようにするかも。のちに加筆して連載に回るネタもあるかも知れませんがあしからず。

 

今日は、逆にすでに連載で書いた話を少し。

先日のHarvestで、教員養成+現職教員研修の話題があったのですが、その中で私は、「教育実習を担当する先生方が、どうやって実習生を指導していいかわからなくて困っているのではないか」という話をしました。これは、連載の2024年5月号ですでに述べた内容です。

年齢層にギャップがあって、さらに多忙なこともあり、いろんなことが世代間で引き継がれなくなっている職員室は結構あるようです。教育実習生の指導方法なんかも、同僚同士で共有するのが難しいものの1つになっているような気もします。でも、実習生はやってきちゃう。中には、2年目くらいでもう「指導教員」になってしまう若手の先生だっていることがあります。だから、「教育実習指導法」っていうセミナー、やりますよ!っていつも言ってるんです。

 

でも本来なら、2年次研修や5年次研修くらいのタイミングで、ちゃんと行政でフォローしてもらいたいことでもあります。自分ができることを、まだできない人に教えるって、結構難しいことですから。まぁ、でも教員は日頃、教科の面でそれを生徒たちにやってるはずなんですけどね。でも、生徒に接するように実習生に接してしまう先生も結構いますよね。

 

似たような話で、大学で英語科指導法を担当する先生方向けに、「『英語科指導法』指導法」みたいな講座もやってみたい。指導法の授業が、まず面白い授業であるべきだと思うし、自分が受けている学生も指導法の授業をメタに分析することで、知識や技能を高めてほしいですし。

でも、こういうのも教われる場所がない。他の人の指導法の授業を参観する機会もないから、小中高の先生方より、苦労を抱えている先生がたくさんいそうな気がします。ぼくでよければ、何かしらお手伝いができそうな気がするんです。それか、誰かと協力して「『英語科指導法』指導法」のテキストを作るとか。

 

この2つの話は、どこかでつながっているような気がして、今回はまとめて語ってみました。教員養成のかなり大事なことが、環境がちゃんと整わない中で進行していて、そういう環境がもしかしたら教員になりたい人を減らしてしまっているとしたら、まっさきに手をいれるべき場所だと思います。