書く!
少し前にご紹介した「新出単語で例文づくり」を、1レッスンに1〜2回やってますが、実際に生徒が作った例文を発表してもらっていると、いろいろツッコミたくなることがあります。「それはつまりどういうこと?」とか「その英文って、どんな時(場面で)に…
まもなく1,000,000アクセス。 信じられない数字です。何度も覗きに来てくださる皆様方のおかげです。本当にありがとうございます。もしたまたまぴったし1,000,000だった方は、ぜひ写真にでも撮っておいて送っていただけるとうれしいです。粗品でも差し上げま…
気がつけば100万アクセスが近づいてきててドキドキ。今月中に達成しちゃうかも。ドキドキ。 さて、先日の某勉強会で「ディクトグロスもどき」を実演しておきながら言うのもなんですが、実は何がディクトグロスで、何がコピーグロスなのか、自分でもちゃんと…
昨日は久しぶりに都内のある勉強会にて、お話をさせていただきました。 いつもどおりライティングを語ってきたんですけど、最近の自分の取り組みを整理していったら「writing指導を意識したreading指導」というか「writingに関する『言語・文化についての知…
昨日は私立高校入試の中心日だったので、通常の授業は足踏み。残ったメンバーだけでできる、復習的な活動をしようと「ディクトグロス」もどきに挑戦しました。といっても、ちゃんとしたディクトグロスは未体験なので、ALTと相談して、自分たちの生徒ができそ…
意外と反響の大きかった「三人称で自分史」ですが、少しずつ進めています。20年後、35歳になった自分を、他人が紹介する設定で三人称で書く、というなんだかややこしいタスクですが、実際生徒たちも結構苦しみながら書き始めました。 何回かに分けてネタ決め…
いよいよ3年生3学期の授業が始まりました。 授業数をカウントすると、一番少ないクラスで残り26時間くらい。 入試もあるので、文法事項の総復習もしながら、読む、書く、聞く、話すをバランスよくやっていきたいです。 前半は2学期からやってきた時間制…
これも2学期からやろうと思ってるアイディア。漫画に登場する名言を和文英訳する活動です。 1学期の最後の授業で人称代名詞を復習してたときに、ふと思いついたこんな英文を紹介してみました。ある「有名人」の「名言」だよ、と。 Yours is mine. Mine is …
教育実習生が来ています。指導しながら、改めて考えさせられることが多いですね。今日は、現在完了(継続用法)のアクティビティについて考えている時、またしてもいわゆる「自己表現」的な活動の限界を考えさせられました。 まぁ「自己表現」と呼ぶのはちょ…
あっという間に5月も最終日。思えば修学旅行に行ってたのも今月だったんだけど、遥か昔の出来事に感じます。それくらい濃い1ヶ月でした。 そんなわけですっかり消耗しきってて、今日なんかはコンディション劣悪だったんですけど、代わりに係の生徒がみんな…
先日のサークルの振り返りがまだですが、先週の授業での取り組みを忘れないうちにメモメモ。 3年生で、「COSMOS」を始めました。「匿名掲示板風自由英作文」とか「紙上Twitter」とか呼んでた、アレです。(参考:「COSMOS その1(はじめに)」) いわゆる…
遅ればせながら大修館『英語教育』6月号を入手。英語教育 2012年 06月号 [雑誌]出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 2012/05/14メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る 今月号は「英語で表現する力」特集なので、当然「書くこと」についてもいろ…
おっと気がつけば80万アクセス突破。ご来場のみなさま、どうもありがとうございます。 明日から修学旅行なのでホントにドタバタだった4月。せっかく現場に復帰してネタはたくさんあるのに更新する余裕があまりありませんでしたね。 TOTALの3年生レッスン…
ここのところ、いろんなところで語っていることですが、ブログでは書いてなかったので改めて。 中学生向けのライティング指導を語ろうとすると、先生方から「自己表現」という言葉が出てくることが多いです。この言葉の定義もいろいろあると思いますが、一般…
さて、一昨日は「四季の会」、昨日はELECライティング部会でお話をさせていただきました。前者はワークショップ、後者はシンポジウムと形式はずいぶん違いましたが、どちらにおいてもいくつかライティング活動をご提案させていただいたので、当日お配りした…
さてさて、シンポジウムのご報告も兼ねて、今後いくつかシンポ関連の記事を書くと思います。それぞれなかなか深いテーマですので、ひとつひとつじっくりと。 今回は高校入試問題について。 当日は埼玉県の入試問題をご紹介しました。埼玉県は2003年から「5文…
さーていよいよ今週末に近づいてきたので、改めてご案内です。 ELEC同友会英語教育学会のライティング研究部会主催の公開研究会が、今週末の3月11日(日)に開かれます。私もひょんなことから「今後求められるライティング指導」というテーマでおこなわれる…
ホントは自分で仕掛けた企画がある(のに自分がまだ書いていない)ので、それ向けの記事を書かなきゃマズイところなんだけど、今回の記事はまた別の話。でも、書いてたらすごく関わりのある話になってきちゃったので、このまま企画用記事にしてもいいかな。…
今日は地区の教育事務所が主催する授業研究会に参加してきました。 授業者の先生は、中学1年生のこの時期に、まずは1文レベルで自分の言いたいことを英語で表現するための超地道な取り組みをあえて公開してくれました。これは貴重です。 具体的には「意味順…
「とりあえず書いてみる」の効能を実感しています。あ、自分で修論を書いてて、なんですけど。 これまで(自分の妄想の中では壮大な)完成形をイメージすればするほど、書き始めることを躊躇している自分がいたんだけど、とりあえず、それこそコピペでもいい…
ぼーっとしてたら突然、ワークシートのアイディアが降りてきました。教える生徒が目の前からいなくなって以来、こういうアイディアってすっかり降りて来なかったんだけど、ホント久しぶりの啓示です。 イメージは「でそ単」+「カキトリン」で、苦手な生徒が…
地区の授業研に参加してきました。 授業者は地区の若手のホープ。しかもライティングを中心にすえた授業デザインということで、すごく楽しみにしていました。細々とライティング指導をテーマに修論を書いている身としては、中学校でもこういった舞台でライテ…
みなさんは「たほいや」をご存知ですか? 「たほいや」とは、「辞書から選んだ単語について、辞書にある本来の説明文(語意)と参加者がでっち上げた偽の説明文(語意)を混ぜ、そこから辞書にある説明文(語意)を当てるゲーム」(Wikipedia)で、その昔フ…
中学校授業における「書く活動」をもっと充実させたい、と日頃から考えているのですが、どうも多くの先生方の意識としては「書くのは難しいから授業や活動の最後に」という感覚が強く、しかもややもすると「全員ができなくてもいいか」とか「時間がなければ…
少し前にこのブログで「意味順ノート」をご紹介しました。 [rakuten:e-ecole:10001822:detail] この考案者でもある京都大学の田地野先生が書いた新刊が出たので、さっそく読んでみました。まだ出たばっかりなので、レビュー一番乗りかな?〈意味順〉英作文の…
「新英語教育」6月号の拙稿をお読みになり、当ブログにきてくださったみなさま、どうもありがとうございます。数年前よりanfieldroadという名前でこのブログに授業実践を綴っております。よろしければ今後も時々足をお運びいただき、ご笑覧いただけるとうれ…
今日は埼玉県の公立高校後期入試でしたね。 昨年度と今年度だけ、ちょっと特殊な入試日程で、先生方はもちろん受験生は苦労してるんじゃないでしょうか。公立志向とこの入試制度の変革が重なって、なかなか希望を叶えられない層が生まれつつあるように感じて…
先日、KATEの月例会に行ってきました。発表者が「パラグラフ・ライティング指導入門」の田畑先生だったので、ぜひともお話を伺いたくて。今回は「ライティング指導の目標設定と実践ーCan-Doリストを活用した言語活動を通してー」というテーマで、お話を伺い…
TMRowingさんのブログ記事に刺激を受けて、久しぶりに「パラグラフ・ライティング指導入門」を手にとって再読。そういえばこの本についてまだ書いてませんでしたね。あとでレビューが書ければとは思いますが、オススメの一冊です。個人的には、中学校の先生…
さて、ここ一週間くらいドタバタしてたので、ブログに書きたかったけど書けてなかったことがいっぱい。久しぶりに更新ラッシュとなるかな。とりあえず、古い話題から。 先日のSETC&ASTEKで取り上げましたが、中学1年生のこの時期は、「be動詞と一般動詞を区…